私の生まれた母国である韓国で住んでいた頃のちょっとした思い出話、韓国旅行に行った際にちょっと気になるのが韓国料理の食事マナー、そして韓国といったら代表的な食べ物を一緒にまとめてご紹介したいと思います。
最後には、韓国にあるちょっとした面白い食べ物記念日もご紹介しようと思います。♪♫
今回は、日本から一番近い海外『韓国旅行』!その2をお届けします!
韓国旅行での食事について
韓国旅行で気になるのが韓国料理の食事マナー。
今では、国内にもたくさんの韓国料理屋があって、いつでも食べたいときに食べに行けるのがいいですね。
韓国のお店では、キムチやナムルなどのおかずは無料でサービスされます。
おかずのおかわりも自由のお店がほとんどです。
あと、おかずの種類が多いのも一つの特徴だと思います。
私のおばあちゃんから始めて、お母さんが愛知県で韓国料理屋を経営していたころも、おかずの種類は基本は3種類、多くて4〜5種類!
おかずを営業する前から時間をかけて作っていたのを覚えています。
現地の韓国に比べると多くはないのですが、おかずを美味しく食べていただいてるとこを、おかわりをされるとこを見ていると、やはり時間をかけて作っててよかったなというとこはあリました。٩( ‘ω’ )و
ちなみに、キムチとナムルは各家庭でも常備してあり、韓国の家庭では毎回の食事でたくさんのおかずの種類が並ぶことが日常な家庭が多いと思います。
私が通っていた韓国の小学校での給食でも、毎日のようにキムチとナムルのようなおかずが出ました。
今はそうでもないと思いますが、私が通っていたころは、おかずを残しているかを確認する係もいたので、給食は一度も残したことなく、綺麗に食べていたのを今でも覚えています。( ;∀;)
そういえば、韓国料理のお店では、スプーンとお箸が両方出てきますよね。
初めてですと、どっちを使うか一瞬迷う方も居るのではないかなと思います。
韓国ではご飯や汁物はスプーンで食べて、汁の無いおかずはお箸で食べるのが基本です。
また、ご飯を汁物に浸し、まぜて食べたりもします。
また日本の食事マナーとはちょっと違い、食器は持ち上げずにテーブルに置いたまま食べるのがマナーです。
ただ、冷麺を食べるときや汁物を食べ終わったときなど、最後の一滴までスープを美味しくいただくときは、器を持ち上げてもかまわないという意見もありますのでマナー違反という事はないですよ。★
これ、意外と知らなかったという方も多いのではないでしょうか。
だけと、そのためにスプーンとお箸が両方出てくるんだなと納得ですよね。
バリエーション豊富で、身体に良いのはもちろんのこと美容にも良い韓国料理を本場で思いっきり味わって食事を楽しみましょう。
韓国旅行で本場のキムチ(김치)!
韓国料理といえば、なんといってもキムチがその代表じゃないでしょうか。
韓国旅行に行ったら本場のキムチを味わったり、キムチを食べたり、お土産で買ったりすることが多いですよね。
基本的にキムチは、白菜を2分の1や4分の1など自分の付けやすいように切り、水洗いして、塩でつけ込んで置いてから、またさっと水洗いしてから、唐辛子、にんにく、ニラなどを別で作っておいたキムチの素をペーストを一緒に漬けるのが基本です。
このときに、塩漬けのえび、イカ、イワシなどの塩辛もより味を出すために一緒に漬けるのです。
そうすると味ももちろんですが、全体が乳酸発酵して、あのキムチの独特の酸味と旨味が出るというわけです。
このほかにも韓国地域や作る人によって、煮干・牛肉や昆布のだし汁を入れて旨味を足す場合もあります。
地域によっても味がさまざまでおいしいです!
かなりバリエーション豊富な白菜のキムチですが、このほかにも日本でも良く知られているきゅうりのキムチ「オイキムチ」、大根キムチの「カクテキ」とかも韓国旅行に行った際に食べておきたいところです。
特に、キムチを作った初日によく思い出す食べ物がありますが、それは「ポッサム」。
作ったばかりのシャキシャキしたキムチと煮たばかりの豚バラのかたまりをキムチと野菜に包んで食べるという、韓国旅行で食べる「ポッサムキムチ」!!
新鮮な生牡蠣を白菜の葉で包んで漬けたものも好きで食べたりしています。
だけど、こちらは鮮度が命のため、生牡蠣を新鮮に食べれる時期じゃないと、いつでも食べたいときに食べれるような感じではないので、なかなか食べることができません。
(こちらが「ポッサム」)
またほかにも「ムルギムチ」は「水キムチ」という意味で、汁があるさっぱりとしたキムチです。
普段から辛いものが苦手な方もこれで安心ですね。
水キムチ(물김치)はこれからの寒くなる時期に冬に食べることが多く、なぜかというと寒くなるにつれ、白菜や大根が美味しくなるからです。
あと、この汁が冷麺のスープにも使われたりするんですよ。
韓国旅行で本場ならではの、さまざまなキムチを、季節によってその時期でしか味わえないキムチも一度楽しんでみてくださいね。
韓国旅行でサムゲタン(삼계탕)!+タッカンマリ
まずは、韓国旅行に行ったらゼッタイに食べて欲しい「サムゲタン」。
今では、日本でも身体に良くて食べると身体が温まるしコラーゲンたっぷりで美容にもいいということでちょっとしたブームにもなりましたよね。
鶏肉一匹に高麗人参や栗、なつめ、ニンニク、もち米を入れて煮込んだこのスープ料理。
実は韓国では、「サムゲタン」は夏に食べる食べものなんです!
日本における土用の日のウナギを食べるように、夏バテ時の疲労回復のために健康を考えて食べることが多いです。
サムゲタンは、基本的に鶏肉の中に材料を詰めた後、じっくり時間をかけて煮込んでつくられます。
本場の韓国では調理時に味付けはほとんど行わずに、最後にネギをたっぷりのせて、食卓で自分の好みに塩・コショウ・キムチ(カクテキ)などで自分の口に合うようにととのえて食べるのが習慣です。
鶏肉の旨味が、中に入れた材料によって充分味が出ているので、そのままでやさしいお味で美味しく食べられて、味にちょっと変化をつけたいなと思ったら味付けをするというアレンジが自分でできちゃうというのは楽しいですね。
そしてサムゲタン専門店に行くと、専門店ならでの高麗人参だけでなく、ナツメ、松の実、ひまわりの種などと30種類以上の食材を入れて、長い時間ぐつぐつ煮込んでサムゲタンを作っています。
とろけるほど美味しいので興味のある方は、ぜひ食べに行ってみてください。
そして、タッカンマリ。
タッカンマリ(鶏一匹)とは、「サムゲタン」と似ているとこもありますが、丸ごと熱湯に入れて、さまざまな野菜と一緒にトッポキのお餅も入れて食べた後、最後には麺を入れて食べる。という食べものの一つです。
私のお母さんのお店では、「タッカンマリ」がよく売れてて、お店代表の料理でもありました。
韓国旅行に行くならぜったいにどっちも食べて欲しい料理です。
韓国旅行で本場のビビンパ(비빔밥)!
韓国といえば、日本でもおなじみのビビンパ。
韓国旅行にせっかく行くのなら、ぜひ本場のビビンパを食べたいですね。
韓国では、ビビンパは手軽なメニューとして、一般家庭でも人気でとても親しまれている食べものです。
ビビンパに載せる具材はとってもバリエーションが豊富です。
有名なところではユッケを載せた「ユッケビビンパ」や、タコや貝など海鮮を載せた「ヘムル(海鮮)ビビンパ」なんてのもあります。
最近では、ヘルシー志向を反映して生野菜をたくさん載せたビビンパ、食用花をのせたものもあり若い女性には人気です。
ビビンパは、ピリ辛お味噌の「コチュジャン」、ごま油、最後にふりかけ海苔をかけて食べますが、多くのお店でフリーでサービスされるキムチを混ぜたり、ほかのおかずを混ぜたりと自分でアレンジできるのも魅力です。
韓国では各地域にそれぞれの特色をもった「郷土ビビンパ」があります。
ほかにも、お馴染みの美味しいビビンパを冷めずに最後まで美味しく食べられる石焼ビビンパもありますね。
石焼ビビンパのおこげが大好きでまた違ったビビンパが味わえて、おこげが好きな方にもおすすめしたいです。
韓国旅行に行った際にはぜひ本場のビビンパを食べてみてくださいっ。
ここでちょっとした面白い「食べ物の記念日」
私たちがよく知っているバレンタインデーやホワイトデー。
ぜひ一度、4月14日に韓国旅行に行ってみてほしいです!それというのも、韓国には「ブラックデー」という記念日があるんです!
バレンタインデーやホワイトデーになにごとも起こらず(もしくは、なにかしたけど)いつもと変わらない日で、恋人がいないままという人同士が、4月14日に黒い食べ物を食べるというブラックデー。
その黒い食べ物というのは、韓国のジャージャー麺。♪♫
(下の黒いものがジャージャー麺)
ユニークな記念日ですよね!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)♪
ワインを飲むというワインデーまで。♪
ほかにも毎月の14日にこのような記念日があるのです。
14日じゃない記念日もあり、3月3日はサムギョプサルデーも。
こうゆう記念日があると、毎月の14日が記念日が楽しみで仕方がないですね。❤︎
【まとめ:韓国を代表する食べものを楽しんでみよう!】
前回は、海外旅行に参考になるランキング!の記事で「サムギョプサル」を紹介していて、今回は代表的な韓国料理をご紹介しました。
今日のご紹介した食べものは本場の味まではいかなくても、十分国内に居ながら、おうちで作って美味しく食べていただくことができます。
こちらのレシピも徐々に書いていきますので、参考にしていただき、おうちで家族、恋人と、一人でも美味しく食べていただければと思います。
前回の韓国関連記事はこちら
海外旅行に参考になるランキング!海外旅行アンケート調査をご紹介!
Let’s go tabi〜!!♪