経験者が語る!住んではじめてわかるハワイ生活のメリット&デメリット
日本だけではなく、世界各国から多くの方が訪れるアメリカ・ハワイ。
「もう日本に帰りたくないなぁ。こんなに素敵な場所に住めたらいいのに。」といった声もよく耳にするハワイですが、いざ生活となると実際のところは果たして・・?
そこで今回は、実際にホノルルで約6年間生活した「お友達のハワイ生活」での気づいたハワイ生活のメリット&デメリットをご紹介したいと思います。
ハワイで生活するようになったきっかけ!
大学卒業後、日本の企業で13年間勤務。
お友達が当時担当したプロジェクトが無事軌道に乗ったのを機に退職し、ハワイ・ホノルルの語学学校へ留学したとのこと!
お友達がハワイを選んだ理由として、
➀旅行で何度か訪れており、多少の土地勘や雰囲気を知っていたこと
②フラや音楽など現地の文化に興味があった
ということです。
学生からトレーニーへ、その後就労ビザ獲得まで
・学生ビザ(F1ビザ)を取得後、1年3ヶ月語学留学
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・その後交流訪問者ビザ(J1ビザ)を取得し、現地企業で1年半研修生(トレーニー)として勤務
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・トレーニー期間満了に伴い、ビザサポートのオファーをいただいた為、就労ビザ(H1ビザ)を取得後、同企業で3年間就労
ハワイで90日を超えて滞在する場合、また就労する場合には、目的に該当する種類のビザの取得が必須です。
あこがれのハワイ生活への実現には、一筋縄ではいかない複雑なビザ取得プロセスがあり、正直時間もお金もかかります。
そうなんです!
芸能人、スポーツ選手、また資産家などの方が利用するであろう仲介業者による移住プロセスはさておき!
ハワイに限らず、外国で生活をスタートするということは、自分がどこまでの覚悟を持ってそのプロセスに向き合えるのかという精神力までもを、試されているような気がしたのを覚えています。
アメリカ・ハワイで生活するうえでのメリットとは?
いざ現地での生活がスタートすると、当然のことながら旅行者として滞在していた時には見えなかったものや、気づかなかったことに驚いたり・感動したり・またショックだったりと様々な経験が待っています。
私が実際にホノルルでの生活を通して感じたいくつかのメリットを、ご紹介いたしましょう。
様々な人種&民族が共存による多種多様な文化を日常で体感できる
ハワイはアメリカ本土のどの州とも大きく異なり、ひとつの人種が大半を占めるのではなく、あらゆる人種が集まり共存する人種構成を持つという、世界でも有数の多様性を持つ場所とされています。
実際ハワイ州では、白人の構成比はアジア系(中国、韓国、日本、フィリピン、ベトナムなど)民族の割合よりも低く、州全人口の約4分の1にあたる人は、二種類以上のミックスだそうです。
語学力は一生の財産となる
本土と比較すると日本語が通用する場面も多いハワイですが、生活となるとやはり英語力は必要不可欠です。
(申請するビザの種類によっては、英語力不足によって却下される場合もあります)
生活の中で、まさに生きた教材が身近にある環境は何にも変え難く、挫折をしながらでも一度身につけた語学力は将来必ず役立つ時がやってきます。
また英語だけに限ったことではありませんが、語学力があがると必然的に得る情報量が増加します。
それに比例して増加する見聞、知識、経験は、何よりも自分自身の財産となることでしょう。
たくましくならざるを得ない精神力!
海外で短期間生活経験のある、私でも言えることは、生活習慣・現地でのルール・人間関係・言葉・価値観の相違など。
「これが海外で生活すると言うことか・・」と時には呆然と、また時には打ちのめされたり、ショックを受けたりする出来事が、数え始めればキリがないほどに起こります。
「日本では当たり前」のことが当たり前ではない海外での生活。
大抵のことはなんとかなるし、自分ならできる!という強い精神力を持てるようになったことは、海外で生活して得たメリットのひとつとも言えるでしょう。
アメリカ・ハワイで生活するうえでのデメリットとは?
良い点ばかりではないハワイ生活。
旅行中だけでは気が付かない、アメリカが抱える社会問題も含めて、ハワイで暮らすうえでのデメリットを挙げてみましょう。
2ジョブは珍しくない・高騰し続ける物価と生活費
ハワイは島であることから、生活必需品、食料をはじめとして、あらゆるものを本土や海外から運ぶ必要があり、その運搬にかかるコストは必然的に物価に加算されます。
全米一ともされる生活費の高さと反比例して、給与水準は全米最低水準という何とも厳しい現実がハワイでの日常。
フルタイムでお仕事をしていながらも、お仕事をかけもちで働く人も珍しくはありません。
日本では報道されない治安の悪化
一見安全そうに思えるハワイですが、やはりそこはアメリカ。
日本でも報道されるような大規模な事件などは多くないものの、身近なところで起こっており、軽犯罪は日常茶飯事です。
他にも、ホームレスの増加はハワイが抱える大きな社会問題でもあります。
気軽に病院へ行けない、高額医療費
日本とは異なる健康保険制度を持つアメリカでは、自分が選択する保険会社や保険の種類によって、受けることができる治療範囲や内容が異なります。
特に高額の治療費がかかるケースの際には、「治療のために日本へ一時帰国し、全額自己負担で治療を受けてもそちらの方がまだ安い」という場合もあるようです。
まとめ
いかがでしたか?
どれだけ事前に情報収集していても、特に海外での新生活は実際に暮らし始めてわかることが多々あります!
今までになかった価値観や経験に出会い、それに向き合い、時に対処することで、観光客ではなくハワイでの生活者としての地盤がつくられていくはずです。♪
決して多くの人が経験するわけではない海外移住。
将来、そんな機会に出会った時には、何でも楽しんでみよう!というスタンスではじめましょう。
Let’s go tabi〜!✈︎❤︎
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